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風邪対策、その4
2005年12月18日
この頃は風邪を引いても、ビタミンCの大量服用+葉緑素サプリ+エッセンシャルオイルor漢方薬、といった方法で数時間から1日で治るようになっていますが、一昨日から引いた風邪は改善が今一つで、昨夜の段階で寒気とだるさが続いていました。
そこで今回は新たに、あるセミナーで聞いた話と『風邪の効用』(野口晴哉、ちくま文庫)を参考に、名付けて「ホットタオル法」を加えることにしました。
まず、洗面器にタオルを浸し、熱い湯をかけます。この時ゴム手袋を使用します。
素手ではとても持てないがゴム手袋でなら持てるぎりぎりの温度(大体80度くらいか)のうちにタオルを固く絞り、できるだけ小さくたたんで、それをうなじから後頭部に当てます。
手では熱くても、背中から後頭部の皮膚は意外に鈍感で、この温度でちょうど良いのです。それどころか、「ああ、これが求めていた温かさだ!気持ちいい~」と、特に初回は感動するほどです。
『風邪の効用』には「後頭部を温める」とありますが、最初のうちはそれよりも少し下、首の付け根の方が気持ち良いので、そこからスタートし、徐々に上の方に移動させました。
タオルが自然に冷めるまで当てておきます。この時も、手はゴム手袋をしていながら熱くて、時々左右持ち替えなければならないほどですが、うなじや後頭部の皮膚にはちょうど良い温かさです。
タオルを3-4回替える頃(30分くらいは経っています)には体の芯がじんわり温まり、わずかに汗をかいてきます。この日は熱もないし、まだお風呂も入りたい気持ちがあったので入浴もしましたが、もっと全身状態が悪い時ならばもちろんそのまま寝ている必要があります。更に足湯、脚湯もした方が良いでしょう。
おかげで今朝には風邪は退散し、今日は普通に活動できています。
書いた人 浜野ゆり : 2005年12月18日 06:00
この記事へのコメント
遠藤さん、コメントありがとうございます!
そうですね、風邪を「外からやってきて自分に取りついた病気」というのではなく「体の毒出し反応」という視点に立てば、いたずらに嫌がったり症状を押さえ込むのではなく、反応をスムースに経過させて体の浄化を促す、ということこそが正しい対処法だというのがわかりますね。
書いた人 浜野ゆり : 2005年12月20日 10:28
ゆりさん、私も野口整体と関わりを持つようになって、いつのまにか、もう10年になります。その間、やっぱり、風邪への認識が、大きく変わりました。
書いた人 アートセラピー遠藤洋子 : 2005年12月19日 08:09
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