精神科医 浜野ゆりのホリスティック日記

心理療法・催眠療法からヒーリング、占いなどの日記

今月のライフシンボル

対人関係の悩み…親子、友人、恋人など。

進路、適性…自分は何に向いているのか?いつ開花するのか?

生きがいが感じられず、何となく虚しい、憂うつ。

(女性の場合)自分の女性性を受け入れられない。

男性と穏やかで安定した関係を築けない。

自己実現したい。心身をリラックスして楽になりたい。

…などなど、さまざまな悩みのご相談に応じます。

(ご相談受付けは 新宿溝口クリニック にて行なっています。アクセスは右上のリンクからどうぞ)

インフォメーション

2011年11月20日
・リンクページを整理、加筆修正しました。
【医療関係】コーナーにて、ナチュラルホルモン療法を行っているクリニックを2つ追加(オルソ心療内科クリニック、オルソ・マキシマス表参道クリニック)。


2011年10月9日
・リンクページを整理、加筆修正しました。
【医療関係】コーナーにて、カウンセリングに力を入れているクリニックを3つ追加しました(三田こころの健康クリニック、メンタルクリニックエルデ、小羽心療医院)。


2011年4月3日
・リンクページを整理、加筆修正しました。
 【占い】コーナーでは、信頼できる一流の占い師で、鑑定も引き受けておられる4人の先生方をトップに上げてあります。


・おすすめ本棚の、代替療法のページ(3)に、米国抗加齢(アンチエイジング)医学会の権威、ニール・ルージェ先生の『ヘルシー・エイジング』をアップ。栄養療法と並んで、「人がオプティマム(本来の最高レベル)の健康状態を得られる医療の一つ、ナチュラルホルモン療法とは何か」を教えててくれる、希望の書です。


2010年11月22日
16日発売の月刊「ゆほびか」誌に、夢の活用法に関して受けた取材の記事が掲載されました。



2010年1月24日
リンク を整理/加筆・修正しました。


2009年5月


浜野の初めての著書『精神科医の栄養療法』が出版されました。
詳しくは、右側メニュー「プロフィール&これまでの仕事」ページの下方をごらんください。


2009年2月8日
2008年10月末をもってストレス緩和ルームは閉室しました。これまでご利用いただいたクライアントの皆さま、本当にありがとうございました。
2009年2月より、浜野が平行して勤務していたクリニックもこれまでの東京メディカルケア八重洲クリニックから、新宿溝口クリニックに移りました。
これに伴ない、ストレス緩和ルームで行なっていた催眠療法、心理カウンセリングも新宿のクリニックにて施行できるようになりました。
また、八重洲クリニックで行なっていた、一般的な保険診療も引き続き可能ですので、これからもどうぞご活用ください(クリニックでは浜野は、本名の佐藤で外来担当しています)。
お問い合わせ、ご予約等は新宿溝口クリニックに直接お電話でご連絡ください。

最新の日記・新着記事など…

金曜夜10時からの「たけしのニッポンのミカタ!」では、毎回面白いテーマの取り上げ方をすることが多いので、よく見ますが、去年10月7日の「ここまで来た!これがニッポンの新ジョーシキ!?スペシャル」も、なかなか考えさせられました。


その中で、ネット上で自分のアバター(分身)を作りそれを使って他のユーザーと疑似家族を作り、更には現実にもその人たちと会って過ごす人たちについて取材していました。

疑似家族を作るからといって必ずしも現実の家族関係が上手くいっていないとは限らず、単に別の人生パターンを体験してみたいからという場合も多いそうです。


取材した例では、「親子」4人はいずれも独身で、30代の「父」はお父さんぽい服装をし、ビデオカメラを持参。

こうした疑似関係を上手くやるには、参加にあたっての各自の目的が明確であることが必要だとのことです。


すなわち「父」は「リーダーシップを発揮したい」ということで、その「家族」メンバーの名前を指名。
また、当日は遊園地で一日過ごすというプランだったのですが、乗り物を乗る順番を(メンバーの意見を聞きつつも)最終的には父が決定する、という形。

一方「妹」は、普段甘え慣れないので「甘え上手になりたい」が目標だそうで、その日もそれを意識した言動にしたそうです。


もちろんあくまでの疑似なので、互いのプライバシーは知らず、例えば昼食代も割り勘。

それでも、「一生味わえないかもしれない役割を体験できたので良かった。(今日は上手くいったが)もし失敗してもやり直せるし」と、「父」はその日を評価し、他メンバーもそれなりに収穫があったようでした。


こうした言動について、当日ゲスト出演していた所ジョージ氏は「リスクを負いたくないのだろう。でもそれで本当に人生の醍醐味を味わえるのだろうか?」といったようなコメントをしており、確かに一理あるのですが、上記のような疑似コミュニケーションも(上手に活用すれば)それはそれで存在意義があると思うのです。


というのも、心理療法で「ロールプレイング(役割演技)法」というのがあります。

例えば親といつも同じようなパターンで言い争ってしまう場合など、まずは2つの椅子を用意し、一つには自分が座り(女性なら「娘」として)、もう一つは相手(例えば「母」)が座ると想像します。
典型的な言い争いを思い出し、自分と相手が実際に行った言葉を再現します。


実際のセラピーの場ではセラピストの前で(集団療法の場合はセラピストと他のメンバーの前で)行なうので、自分と相手の発言をそれらしく音声に出して再現するのです。
演技と最初からわかっていても、感情移入が起こるのであたかも目の前に母がいるような気持ちになり「何でわかってくれないのよ!いつもお母さんは妹の味方ばかり・・・」など、本当に怒ったり泣いたりするのは普通に見られます。


そして次は、立場を変えて、相手(上の例では母)のイスに自分が座り、同じ言い争いを最初から再開します。
すると、理不尽で一方的としか感じられなかった母の発言の背景に、母なりの理由や、配慮や、あるいは良くないとわかっていてもそう言わざるを得なかった、母自身の人生上の傷つきに基づく価値観の偏り、そういったものが実感を伴って感じられるようになり、母に対して以前よりも共感や許しの気持ちが生じやすくなります。
するとその後の現実の母親との関係も穏やかなものになり、既に他界している場合も母への気持ちのこだわりが緩和し自分が楽になる・・・そのおかげで母以外との人間関係もより安定したものになる、などの効果が出てきます。


前述のようなネットから生じた疑似関係も、上手くやればこうした癒しの効果があり得ると思います。
ただ、専門家であるセラピストの立ち会いなしで行うため、逆効果の流れに行ってしまうリスクも常にあるわけですが。
それでも、リアルな深い人間関係が薄れた現代の、特に都市生活者にとって、こうした言動が、何とか他者との絆を求め自分のアイデンティティを確立する一助にしようとする、それなりのサバイバルの工夫のようにも考えられます。
なので、なんとか成功してほしいなと思います。

書いた人 : 浜野ゆり