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正しいランチの選び方

2007年04月04日

会社勤めなどの人が、栄養的に優れた昼食を摂るのは、なかなか難しいものがありますね。
特に男性や、多忙な人で、お弁当も持参できない、近くに定食屋などの良い食事処がないとなると、特に。


栄養療法を始めると、真面目に取り組んでいる人ほど、外食ではいかに「まとも」な(つまり栄養的に適した)ものが乏しいか、改めて気づかされます。


私自身も、休日に外出していざ昼食をと思っても、ちゃんとタンパク質と野菜が両方摂れる所はほとんどありません。
タンパク質を摂ろうとするとソースや油分たっぷりの肉料理…でも、卵や肉をそれなりにしっかり食べられるならまだ良いのですが。あとは居酒屋で気をつけて注文するという手も。
しかしディナーならともかく、ランチとなるとほとんどが麺・パン・白米中心のメニューで、「ヘルシー」を売り物にしているメニューは野菜や海草は他より多めに入っていてもタンパク質は限りなくゼロに近い…というものばかりです。
実質を取るなら定食屋かファミリーレストランに入り「メインディッシュ(タンパク質)」+「野菜もの」の組み合わせを選ぶのがベストですが。
しかし休日のランチは、できたら目先を少し変えたいですよね。


栄養療法を始める前は「アフタヌーンティールーム」や「スープストック」といったお店を(他の多くの女性と同じように)好んでいたのですが、先日久しぶりに行ってみたらどちらもタンパク質が欠けており、カロリー源は精白小麦粉と油脂のみといって良い状況であることが実感されました。
(ここではもちろん、デザートは食べない前提での話です。砂糖は厳に回避すべし。)
せめてトッピングオプションとして、ゆで卵や半熟卵、チーズ(1cm角切りとか)、厚切りハムなどが加えられるようになっていれば助かるのですが…。


自然食レストランなどを除き玄米は外では滅多に食べられないので、次善の策としてはイタリアンかそば屋に行くのが調整しやすいかもしれません。
パスタとそばは比較的GI値(食後の血糖の上昇スピードを表す値)が他の麺類よりは低めなので。


パスタならチーズや卵、肉などが入ったメニューを、
そばも卵、肉、納豆が入っているものを選び、かつ何かタンパク質おかず(卵焼きや豆腐、納豆、枝豆など)を添えます。
それに野菜のサラダかお浸しなどを付けることができれば、まあ外食としては良いセンでしょう。


もっとこの優秀な栄養療法が世間に浸透し、外出先でも体のためになる「甘くない、糖質(甘味および炭水化物)主体でない、タンパク質と野菜がてんこ盛り」なメニューを普通に食べられる時代になって欲しいものです。
それまではとりあえず、私は出かける時には常にカバンにベビーチーズやドライナッツなどを忍ばせ、(食間が開き過ぎる時には)ちょっとした場所を見つけて栄養補給をしています。
こうすると一日歩き回っても疲れ方が違うのです。


※うつ病・パニック障害・統合失調症をも改善できる、この新しい栄養療法について もっと知りたい方は、こちらへどうぞ。

書いた人 浜野ゆり : 2007年04月04日 18:24