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モルディブ旅行

2007年05月10日

hut2.jpg (photo by 蛇崩緑堂)


4月の後半に、モルディブに行ってきました。

モルディブはインド洋に浮かぶ200余りの群島で、そのうち約半数には「一島一リゾート」の形でホテルとその付属施設があり、島ごとに設備や海の状況が違います。
それによって集まる国の人々も異なっているので、何回来ても飽きない国です。
またここはスキューバダイビングのメッカ。
スキューバはもちろん、ハウスリーフ(島自体に直に形成されている珊瑚礁)が発達しているリゾートでは、岸からのシュノーケリングでも、信じられないほどの多種多量の熱帯魚たちに遭遇できます。


スキューバももちろん楽しいですが、今回の主目的は素潜り(スキンダイビング、フリーダイビングともいいます)を堪能すること。去年末ハワイ島のセミナーで学んだ、呼吸法と弛緩法を使っての無理ない素潜り法を、今回はしっかり練習したいと思っていました。


今回滞在した「ヴァドゥー・アイランド・リゾート」のハウスリーフは素晴らしく、日に2回ずつ潜りに行くのですが、毎回潮の流れや深さ、光の差す加減が異なり、それによって見られる魚たちの種類や動きも微妙に違うのに加えて、自分の水中での体の保ち方も少しずつ身についていくのが面白く、飽きることがありません。

ハウスリーフで既に、ウミガメやナポレオンを見られますし、大きなロウニンアジ、カスミアジ、ウツボ、それに数種のフグやタコ、ミノカサゴなどもいます。
多種のチョウチョウウオやカワハギ類が舞い、フエダイやタカサゴ類の大群が目の前を通過して行き、海底の砂浜ではチンアナゴが巣穴から上半身を出してゆらゆらしている様子まで見られます。


diving.jpg (photo by 蛇崩緑堂)


これだけ魚影の濃い海だと素潜りでも十分楽しめるのですが、せっかくモルディブに来たので、3回ほどはスキューバもしました。
上の写真は、ハウスリーフで初回一潜りして上がって来たところです。
この他にもボートで出かけた沖合いで潜るのもやりました。

今回初めて目撃したものとしては、体調2mはあるオオテンジクザメの昼寝姿が最も印象的でした。
とても大人しい夜行性のサメで、昼間は通常、洞穴の中などに身を隠して眠るのですが、この時にはちょっとした岩陰に身を寄せているだけで全身を曝したまま、海底でお休み中でした。
インストラクターが胸びれにちょんちょんと触れても全く気づかず、爆睡状態。
おかげでサメと一緒の記念写真を撮ってもらっていた人もいたほどです。


cottage.jpg (photo by 蛇崩緑堂)


海遊びの合間には、宿泊していたビーチ沿いのコテージにて休憩です。
ヴァドゥーは一周5分の小さな島ですが、数種の鳥をはじめ、元気な動物たちが住み着いていて、楽しませてくれます。
次回はそれらについても書いていきたいと思います。

書いた人 浜野ゆり : 2007年05月10日 14:31