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テレビ嫌い

2007年10月26日

子供の頃、マンガに夢中になった時期を除いて、私はかなり前からあまりテレビを見ない方です。
特にバラエティ番組は効果音や大げさな演出、出演者のオーバーリアクションの話し方が耳障りで、つけていられません。
よく、食事中はもちろん、読書や家族との会話中もずーっとテレビをつけっ放しの人がいますが、こうした番組はうるさくて、自分の考えをじっくり深めていくのに著しく邪魔になるので、私にはとても耐えられない習慣です。


そういえば昔から「ラジオの深夜放送を聞きながら勉強する受験生」という人たちが不思議でなりませんでした。
数年前にベストセラーになった本『話を聞かない男、地図が読めない女』によると、このように「ながら処理」ができないのは「男脳度」が高い人に多いそうですが、私の場合はほんと、雑音に弱いようです。


テレビに話を戻すと、以前は民放の連続ドラマもいくつか楽しみに見ていたものもあるのですが、5年くらい前から、何ヶ月チェックしても面白い作品が出ない時期が続いたのもあって、一層テレビ離れが進みました。
コマーシャルもうっとうしいので、見るとしても主にNHKのニュースやドキュメンタリー程度。
現在定期的に見ているのはNHK「ダーウィンがきた(生き物ドキュメンタリー)」「ためしてガッテン」と、民放では「ところさんの目がテン(毎回1つのことを取り上げて科学的に検証する)」「オーラの泉」くらいです。


そういえば「プレジデント」誌(10月29日号)「年収2000万の勉強法」にて、年収1500万円以上という高収入(日本の給与所得者の1.2%)のビジネスパーソン100人へのアンケート調査が載っていました。
その中で「毎日のテレビ視聴時間が、一般ビジネスパーソンは1-2時間が32%、2-3時間が22%だったのに対し、高収入の人たちでは30分未満が42%で最多である」と述べ、その説明として、彼らの方がより「時間コンシャス」つまり自分の単位時間当たりの価値を知っているから、ダラダラとした時間の過ごし方は避けているのだろう、ということでした。


また、多忙でかつ高収入のある人が書いていたことですが、その人の場合は「ニュースはネットでいつでも知ることができる今、新聞を取るのも読むのも時間とお金の無駄なので、止めている」とのこと。
私自身は、新聞の書評欄や書籍広告を見るのが貴重な情報源なのと、いろんな分野の記事をアトランダムに受け取れるので楽しいこと(自分の関心のある分野しか接しないでいるとつい視野が狭まりがちなので)、チラシも参考になること、テレビと違って自分のペースでチェックできるし自分の意思次第で時間も短縮できるので、新聞は取り続けていますが、上述の人の考えもそれなりに納得はできます。


時間だけは、どの人にも同じ量しか与えられないので、その人なりの優先順位と使い方の明確なポリシーが必要、ということなのでしょうね。

書いた人 浜野ゆり : 2007年10月26日 22:34

この記事へのコメント

マッチー先生

コメントありがとうございます!
そう、テレビ好きな方って、ほんと電灯と同じ感覚で、入室と同時につけますよねー。

そういえばモルディブでも最新のリゾートは「大型液晶テレビもある豪華なホテルの部屋」を売り物にしているようですが、何か根本が違うような…。
この辺って感覚の差異なので、分かり合うのはなかなか難しいのかもしれないですね。

書いた人 ゆり : 2007年10月28日 21:51

私にとっても自分の見たいもの以外のテレビは耐え難い雑音ですぐ消してしまいます。
しかし同居の母は外出から家に戻るなり部屋の明かりをつけるようにテレビをつけ、つけたのに見もせずトイレに入ったり台所で用事をしている。そしていい加減たってから、どの番組を見るか新聞のテレビ欄を探し始める。そして見たいものがなければ、消す。なぜ見るものを決めてからつける、という順序にならないのか………ナゾだ。

書いた人 マッチー : 2007年10月27日 17:38