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歯科受診

2008年11月11日

この秋口から、久しぶりに歯医者に行きました。
以前の病院に勤務していた時は毎春健診があったので歯科でも虫歯がないかのチェックはされていたし、それ以前に自分でも半年に1度くらいは歯石除去も兼ねて受診していたので問題ありませんでした。
しかし3年前にそこを退職してからは、開業の準備や軌道に乗せたりするのにバタバタしていてつい失念していたこと、自分なりにブラッシングに気をつけており特に症状もなかったことから、つい時間が経過してしまいました。


さすがにそろそろ健診にいかねばと思いつつ、つい他のスケジュールにかまけて更に半年延び…秋口にやっと近所の歯医者を初診したのでした。
直接のきっかけは、10年ほど前に入れてもらった歯の詰め物に隙間ができたこと。
しかし初診にあたって全歯のレントゲンを撮ったり、診察をしてもらったところ、結構何箇所も虫歯や歯肉炎が見つかり、早速治療に入ることになりました。
やはり少なくとも半年に1回くらいは健診受けないといけないことを再認識。


念入りに歯石除去をした後ブラッシング指導を受け直したのですが、やはり時間が経つうちに自分の癖が出て歯の外側を磨く時のブラシの角度が不適切になっていたことを指摘され、直しました。
これも久しぶりに受診したことの成果でした。


その後しばらくして、疲労と風邪を引いたのが重なった時に奥歯の一部が痛み出しました。
でもそれが虫歯によるものなのか、歯肉炎か、唾液腺等の炎症によるものなのか(実際、風邪が治ると共に症状が軽快し、しかしその後も時々出ること、その際には唾液腺も腫れて痛む点など)わかりにくい状態だったので、再度歯科受診しました。


すると「虫歯もあるし、歯肉炎もあって、どちらからの痛みでもあり得る」とのことで、その歯の詰め物も入れ直してもらいました。
うーん、こういうコメントは初めて。
何年か前までは歯は削っても歯肉は健康、という状態だったので…。
つまりはそういう年代(中年期)になったのだなあ、と実感したのでした。


従来だったら「悪いところは徹底的に治す(=削って詰める)」のが歯科としての方針でしょうし、その近所の歯医者さんもそのように進めたかったようですが、最近の知見では「浅い虫歯で患者がまめに定期的に受診しチェックでき、普段から自己管理(食生活、ブラッシングなど)をきちんとできており進行が早くない虫歯ならば年単位で経過観察しても良い」という情報を知ったので、今回は痛む所だけ治してしばらく休むことにしました。
その代わり今後は3-6ヶ月に1度は再診しようと思っています。
こういう意味でも、定期健診って大事だなあ、と改めて思ったのでした。

書いた人 浜野ゆり : 2008年11月11日 14:36