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月のボイド活用法

2011年07月28日

リンクにもある、大澤義孝先生の「魅惑の星幽界」を久しぶりに見ていて、「ムーンボイド予報」というコーナーが新設されていることに気づきました。


「月のボイドタイム」とは、西洋占星術上の一つの状況で、天を巡る月が、12サイン(一般用語でいうところの星座)の他の天体(惑星)とのアスペクト(意味のある角度)が何もなくなる数分~1日弱ほどの期間をさします。


例えば月が牡羊座にあり、ある日の夕方、木星と60度のアスペクトを形成したのを最後にボイドに入り、翌日の昼に牡牛座の海王星と90度になるのをもってボイド終了、といった具合です。
占星術ではサインと、月を含む天体の関係性が重視されるため、アスペクトがない天体は「無意味、無効、さまよう」などの意味合いを持ち、このためこの期間に大事な物事はさけたほうが賢明であるとされます。


しかし月のボイド自体はしょっちゅうあることなので、そんなに深刻にとらえ過ぎるのも考えもの。
ちょうど、大事な商談やイベントの予定日に、大雨や台風が接近していることを天気予報で知ったら予定を繰り上げて早めの電車で家を出るとか、しっかりした雨具を用意し足元に注意していればほとんどの場合は大過なく過ごせるように、月のボイドも、役立つ情報の一つとして活用すれば良いのです。


月は占星術では「気分」「体調」「ムード(雰囲気)」などをつかさどるため、無意識でいるとそうした天体の影響を受けやすくなりますが、「今日はこういう状態だから、気をつけよう」と意識すると振り回されにくくなります。


大澤先生はさらに、ボイド時期の特性を逆手にとって上手く活用する方法も伝授してくれています。
たとえば、ミスしても構わないような作業の時間にあてるとか、失敗してしまった方が都合がよいことをわざとその時間にぶつける、事務仕事の間違いさがしにあてる、瞑想など内面のワークに使う、などです。


皆さんも上手く情報活用してください。


書いた人 浜野ゆり : 2011年07月28日 07:33