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寸暇を惜しんで「プチ筋トレ」しよう!

2012年07月02日

(2011.12.18.初稿、2012.7.2.追記あり。「ドロー・イン」についてです)


電車の待ち時間、レジで並ぶ、電子レンジの加熱を待つ時間など、日常生活の中には避けがたく、しかも中途半端な長さの待ち時間が多くあります。
また、例えばヘアドライヤーをかけている間は両手は取られるわ、耳元で音がするわでTVの視聴やオーディオブックを聞くのにも向かないし、歯磨きも洗面台を離れられないので何かをしながらというのも難しい。


こういう場合にはプチ瞑想をすると退屈しないし、心がリフレッシュするのでよくやっていますが、特に最近はいろいろと有効なプチ筋トレもTV等で放映されているので、自分に合ったものを組み合わせて体を作っていくのもお勧めです。


軽いものであっても毎日続けることで、心臓・血管系へはむろん、血糖値の安定、自律神経のリラックス、そしてボディラインのたるみ防止まで、幅広い効果が期待できます。


例えば今年1月28日放映の「たけしのニッポンのミカタ」では、筋トレ+ウエスト引き締め効果抜群の「ドローイン」や、6月3日には顔のたるみ防止のエクササイズなどを紹介。


ドローインについては、一視聴者がくわしく番組をまとめた こちらのページが特にお勧めです。

(2012.7.2.追記
手軽な新書版が出版されました。


また12月3日の「世界一受けたい授業」でも、「ベロ回し体操」を朝晩各50回行うと二重顎を防止しフェイスラインをキレイに保てるとのこと。


8月31日には、「ためしてガッテン」で、四肢や頭、体幹部をやんわりねじるようにマッサージすると血管拡張物質が分泌されて血圧が下がりやすくなるのを紹介していましたし、
以前も催眠療法ブログの方で、被災者たちのリラクゼーション・不眠改善に役立った「タッピング・タッチ(セルフタッピング含む)」のことも書きました。


やってみるとわかるのですが、ドローインなどは特に、最初は5秒続けるのもきついと感じがちですが、数日以上続けていると分単位で楽にできるようになります。
そして、こうした細切れな筋トレでも、塵も積もればで、数週間以上続けていると確かに筋力や体力がついてきたなと実感できるでしょう。


最近の研究で、運動は精神活動を改善することも示されており、「うつ病の運動療法」もあるくらいですし、『脳を鍛えるには運動しかない!』(ジョン・J・レイティ著、日本放送出版協会)では、子供たちに朝一番に学校で1時間運動させる時間を作ると、その後の授業への集中力・理解力が格段に上がり成績もアップすることが述べられています。


更には、本格的な冬に向かうこの時期、筋肉量を増すことは体内の熱量を増すことなので冷え対策、風邪・インフルエンザ対策にもなります。
「温活」ということでショウガがまた今ブームのようですが、筋肉づくりは「燃えやすい体」づくりでもあるので、ぜひ合わせて実行されてはいかがでしょうか。

書いた人 浜野ゆり : 2012年07月02日 09:03