« (6)「適度」なスピリチュアル生活――パワースポット、開運グッズについて | トップページへ | ランチの持参デザート »

(7)「適度」なスピリチュアル生活――執着心を手放す他、3つの方法

2012年10月11日

そうではなく、「あの人と結婚したいのだが、今のところその兆候がない。アプローチもなかなか上手くいかない。どうしたら良いのでしょう?」など、問いの形で心の中で話しかけることが有効です。


この「私はどうしたら良いか?」の問いの中には、実は、結婚相手は「あの人」ではないかもしれない可能性や、近日中(例えば 1-2 年以内とか)はまだ自分の結婚の時期ではないかもしれないという可能性も、少なくとも一旦は受け入れるという意味合いも含みます。


もしも「いや、絶対にあの人と、近いうちに結婚できなければ嫌!」と思い込むと、それは執着であり、このように心が視野狭窄状態になっている間は、自分の望むものは非常に手に入れにくいのです。
もし無理に手に入れても、様々な苦労やトラブルが続き、労多い割には得られるものが少なく、予想した喜びや充実感や愛が感じられず、失望することになるでしょう。


 スピリチュアル関係の、願望実現系の書籍やセミナーでもこの点はしばしば言及される注意点であり、「執着を手放し、宇宙(あるいは「神」、「偉大な存在」、など)に任せる、ゆだねることが大事である」と、強調されています。


 同じように様々な開運グッズも、それを見たり手に取ることにより「守られているから、きっと大丈夫」「(神様などに)任せれば良い」と、不安になったときに気持ちを切り替えるのに役立てることで、自分の心が無心・平穏な時間を増やせるようになります。
するとそれに応じて直観力が冴え、より良い判断を下せる確率が増えるので、結果として「運が良くなってきた」という感覚を得やすくなるのです。


 パワースポットも開運グッズも、それを使う人が心を望ましい状態に切り替えるためのきっかけであり、そのような場所や物品自体が魔法を持つものではないことを、覚えておく必要があります。


 「執着を手放す」ことの他にも、自分の心を明るく穏やかに安定させ、正しい選択をできるようになるための、いくつかのコツがあります。


( 1 )感謝すること
( 2 )許すこと
( 3 )お金に対する意識を自覚する


 本書は心理学書でも道徳の書でもないので、あくまでも心を穏やかにすることで「欲しいもの」すなわち情報・仕事・お金・愛情といった目標を手に入れるために必要なことを述べるのですが、上述のポイントは必須なのです。


順番にその理由を述べます。

書いた人 浜野ゆり : 2012年10月11日 07:31