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(6)「適度」なスピリチュアル生活――パワースポット、開運グッズについて

2012年10月10日

ところで、「運を良くするのなら、開運グッズを使ったりパワースポットに行けば良いのでは?」と思う人もいるかもしれません。
また、占いを使って開運法を聞けば良いと思われるかもしれません。


どちらも、「一定の条件をクリアすれば」、有効であろうと私は考えます。
ただし占いについては「条件」が非常に多いので後述することとし、まずは開運グッズやパワースポットについて述べます。


開運グッズ(お守り、パワーストーンなどが代表的)やパワースポット(神社などご利益があるとされる場所や、山・海など自然の豊かな場所)は雑誌や、最近はテレビ番組でもしばしば特集が組まれ人気の様子ですが、そうした物や場所が効果を発揮するか否かは、結局本人の普段からの考え方次第です。


確かに人に与える場所の影響は非常に大きいです。
例えば常に騒音や悪臭がしており、暗くじめじめしていて、空腹と寒さに震えるような環境では、心を穏やかに明るく保つのは、不可能ではないにしても至難の技でしょう。


逆に気分が沈んでいるときでも、適度に明るい日差しと暖かな気温があり、草花の良い香りが漂い、耳には心地よい鳥のさえずりなり好きな音楽が聞こえ、さわやかなそよ風が頬をなで、おいしい食事が提供されれば、かなり癒され、前向きな気分も出て来やすいものです。


パワースポットの効果も、主としてこうした因子によるものと考えられます。
だからそのような場所に行ったときにも、その環境の良さを生かしてできるだけ無心になり、自分の本心(潜在意識)からのメッセージを、バイアスをかけずに受け取るよう心がける必要があります。


多くの人がそうした場所でいろいろ願いごとをするがなかなか上手くいかないのは、その願いごとに執心する結果、潜在意識からのメッセージを聞き取れなくなっているからです。
「この仕事が上手くいきますように!」「あの人と絶対結婚できますように!」と必死に願っているとき、たいがい自分自身の改善すべき点については無視しています。

書いた人 浜野ゆり : 2012年10月10日 07:07