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厳島神社

2012年11月23日

今週はブログ更新が遅れてしまいました。


実は今週前半は、4年ぶりの宮島訪問に行っていました。。
厳島神社参拝後には、約10年ぶりに弥山(535m)ハイキングもしました。


いや~、予想はしていましたが、前回よりも体力は低下した感じ(笑)。
単純に加齢の要素ももちろんありますが、東京から伊豆に引っ越して、どうしても移動手段が車中心になるため、都心で電車やバスを使い生活の中で歩く時間が多かった頃よりも、運動量が減ってしまいがちです。


もちろん、気をつけて定期的にウオーキングはしていますし、逆に自宅近辺は平坦地が少なく、一旦散歩に出たら1-3時間は坂道の昇り降りが続くので、その意味では適度な負荷にはなるのですが、
ある程度時間を割く必要があることから、そうそう毎日はできないのが実情です。


今回のハイキングでは、山頂近くに到達するころには額や首から汗がしたたり落ち、脈拍数を測ったら約140回/分まで上昇していました。
なかなかの負荷です。


紅葉のベストシーズンということで、団体さんを含む多くの観光客で宮島のフェリー桟橋~厳島神社はごった返していましたが、
ロープウエーを避けて登山道に入ると、行きかう人々もせいぜい数人。
素晴らしい快晴で、空気は澄んでいてひんやりとし、肺が洗われるようでした。
そしてもちろん、紅葉(もみじ)は鮮やかで、青空をバックに大変美しい景色でした。


頂上ではロープウエーから降りてきた団体客がにぎやかに話していました。
展望台から360°の景色を楽しんだ後、大岩のそそり立つ中でお弁当で食事。


包み紙を開けた途端、鹿が寄って来ますが、「絶対にあげないぞ!」という雰囲気をみなぎらせていると、手は出してきません。
(宮島町は、鹿に餌をあげないよう、観光客に呼びかけています。餌をあげると、日光の猿のように、やがて客に危害を与えるようになりかねないし、町はきちんと場所を決めて、鹿に餌をやっているのです。)


私は広島が地元なので、物心ついたころから何度も、遠足その他でこの地を訪れています。
すると、何か一つや二つ、鹿や猿に関する(あまり好ましくない)思い出があるものです(笑)。


私は中学か高校の自由研究で、宮島の植生を調べに来たのですが、その際に一部採取した(当時は特に禁じられていなかったので)シダの標本を鹿に食べられそうになり、必死で追い払ったし(危うく鹿に前足蹴りされそうになりました)、
弟は幼稚園の遠足で、普段より豪華な遠足弁当を作ってもらったのに、開けた途端に鹿に頭を突っ込まれて食べられてしまい、泣いていたものです。
私も小学生時には山道で猿に追いかけられました。


そんなわけで、鹿などが寄ってくるのには慣れていたのですぐ追い払い、帰路は往路とば別の道で下山。
こちらは石段が多い道で、膝にそこそこ負担がかかるのを感じました。
お弁当休憩以外はほとんど休憩というほどの時間は取らず、往復で約4時間のハイキング。
山路歩きを約19500歩でした。


ホテルに帰るとさすがに疲れていましたが、早速大浴場で体をほぐしたので、夕食もしっかりいただけました。


(つづく)

書いた人 浜野ゆり : 2012年11月23日 06:08