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風邪対策、3重奏

2005年11月25日

 今朝から相棒が風邪気味でしたが、夕方になり急にくしゃみを連発。次第に頻度が増え、ほとんど間を開けずに10回以上続くようになると、身体的にかなり疲れた様子になってきました。
 そこでまずは9月30日の日誌にも書いた、呼吸器症状用のアロマオイルをかいでもらいましたが、そのスーッとする香りは今の時点では更に鼻腔粘膜を刺激してくしゃみを誘発するようでした。
 ならば、とサプリメントを。ビタミンCを2000mgと、スピルリナなど葉緑素を多く含むサプリを内服し、身体の抵抗力をアップします。
 次いで漢方です。いつもは葛根湯(かっこんとう)ですが、今日のような鼻症状がメインの場合には小青龍湯(しょうせいりゅうとう)が適しています。
 これを湯飲みに入れ、おろししょうが(市販されているチューブ入りのもの)をちょっと加えて、お湯に溶きます。こうすると吸収がよくなるので作用が早く現れますし、しょうがも身体を温めます。
 もともと小青龍湯自体に発汗促進作用があるのですが、上述のような一工夫を加えたことにより、飲み終わるか終わらないうちに相棒は顔の汗を拭き始めました。
 更にクローブ、シナモンといった抗菌性の強いハーブのエッセンシャルオイル(アロマオイル)のブレンドを足裏に塗ります。これらアロマオイルは皮膚を通して吸収され、数分で体中を循環し、作用を発現するのです。(注:原則としてエッセンシャルオイルは、ホホバオイルなどで希釈してから、外用します。)
 オイルを塗り終わる頃には相棒のくしゃみは止まり、多少の鼻づまりと軽度の咳という、とりあえずはしのぎやすい別の症状になりました。あとは温かくして休んでいれば、身体の免疫系が風邪ウイルスを退治してくれるでしょう。
 一般に代替療法といえば、体質改善から始めるので効果が出るのに時間がかかるというイメージを持ちがちですが、前述のような急性症状にも、重症化する前ならば充分対応可能なものは数多くあります。そして代替療法の多くはかなりの部分、セルフケアができるしそれを前提として開発されたものも多いのです。各人が、自分の最も使いやすい療法を何か持っていると、軽度~中程度の不調を自分で治せるので、いざという時にも心強さが違うことでしょう。

追記
11月26日現在、相棒の風邪症状はほぼ治まりました。今はわずかな鼻づまりを残すのみとなっています。

書いた人 浜野ゆり : 2005年11月25日 20:11

この記事へのコメント

のがもさん、コメントありがとうございます!
私としても、相棒が良い実験台(?!)になってくれるので、非常に勉強になりますね(笑)。

書いた人 浜野ゆり : 2005年11月27日 06:10

浜野さん、お久しぶりです。のがも、です。
私も最近ぐずぐず風邪が抜けきらないのですが
まさに「専属の」ホームドクターを持つ
だんな様(相棒様)がうらやましい限りです!

全部はできないかもしれないですが
今度、風邪の症状がひどいときには
参考にさせてもらいます。

書いた人 のがも : 2005年11月27日 00:00

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