« フォトリーディングのセミナー | トップページへ | 基礎医学/精神医学セミナー »

ビジネスパーソンのための瞑想法入門

2006年02月12日

 会社員として勤務、または自営で仕事しておられる方、主婦の方、あるいは学生の方も含め、まだ「瞑想」ということについてよく知らない、「何それ?」という段階の方のための瞑想法入門講座です。


【なぜ、このような講座を開くのでしょうか?】
 現代社会はめまぐるしく変化しています。それは大手、超一流といわれ、不動の地位にあると思われていた大企業が次々と倒産し、ベテラン社員が大量にリストラされるようになってから一段と加速しています。
 また学歴や所属組織への信仰が揺らいでいる分、「いかに個人の力量・専門性を身につけ、それをアピールするか」という能力が死活問題になっており、「自分でなくてはできない『天職』とは何だろうか?」と考える人も増えているでしょう。本当に自分が愛することでない限り、生涯追求し、人に求められる自分のオリジナリティの開発は困難だからです。


 自分の真に進むべき方向を見つけるために、皆さんはどのような手段を使いますか?


・希望する方面の解説書を読む
・その道の先輩に話を聞く
・その方面のスクールに通ってみる
などは多くの人がやりますし、必要なことですが、そこで集めた情報から実際にどう進むかは、最終的には自分で決めなくてはなりません。
 その選択が本当に正しいかどうか、どうやったらわかるのでしょうか?


 また、仕事をしていく上で


・会議等で発言を求められた時
・プレゼンテーションする時
・講演をしなければならない時
・顧客候補に営業する時
などで、落ち着いて自分の意見を述べ、場の雰囲気を読み、臨機応変に応答できますか?
 こうしたことをできるためには、事前の準備や予習はもちろんですが、自分を信頼し、人前でも落ち着いていられるような心の状態を維持することが必要です。


 プロスポーツの世界では数十年前から「イメージトレーニング」をして、試合当日に自分をベストコンディションにもっていけるように訓練してきました。
 最近は仕事でこうしたイメージワークを取り入れるビジネスパーソンも出てきましたが、これも基本的に瞑想法と共通したものです。
このような、仕事のパフォーマンス(行動成果)を上げるためには、どのようにすれば良いのでしょうか?


 ここ数十年、戦後の高度成長期から1990前後のバブル時代まで、日本人は「世の中の常識と呼ばれる規則」に従い、ひたすら走ってきました。
 こうした「常識」や「理性」による判断は大きな力になってきましたが、反面「仕事」「教育」「情緒」などの面において左脳的な価値観を重視しすぎてきました。
 その結果、この10年ほどの間に「自殺者の急増」「子供への犯罪」「引きこもり、ニートの増加」として、この左脳偏重社会の害が目立ってきています。


 これに対し、瞑想やイメージワークといった右脳機能を活性化するメソッドを使っていると、直観力が冴え、自分の深い所からの豊かな感情を体験できるようになります。
 また、ともすると毎日の雑事に気を取られ、つい近視眼的になってしまいがちな生活の中でも、より大きな視点で自分の過去・現在・未来を見ることができるようになり、「自分の人生の流れ、何を目標に生きていくか」といったことも、自分で自然にわかるようになります。
 だから自分が人生上の大きな決断をする際にも、進むべき方向性がわかりますし、自分を信頼できるようになるので、ストレスを受けても上手に対処できるようになっていきます。


 しかし普通に社会人をしているごく常識的な人が左脳的な価値観・人生観だけでは限界を感じ、もっと別の見方や考え方をしたいと思ったとき、どうすれば良いのか、見当がつかない場合も多いのではないでしょうか?

 もっと自分の本音に正直になり、感情を楽しみ、直観力を磨きたいと思ったとしても、そうした本は書店の「精神世界」コーナーに並んでいることが多い。
 またそうしたセミナーを調べてみると「魂」「霊」「天使」「前世」などといったスピリチュアル用語が並んでおり、記事には手かざしをしている写真が載っているなど、どうも怪しげ。
 「下手したら、正常な社会人としての道を踏みはずすのではないか?」「変なカルト宗教に勧誘されるのではないか?」などの疑問を感じ、一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。


 浜野自身もかつてはそうでした。薬剤師を両親に持ち、「女性も手に職をつけるべきだから」という理由で医師になった私の家庭では、精神世界系はもちろん、理論的に説明できない直感などは「気まぐれであてにならないもの」として排除されていました。
 私もそのことに少しも疑問を抱かず、大学を卒業して社会に出たわけですが、実際に体や心の病を持つ患者さんたちと接するうちに、左脳的な理屈だけでは理解や解決につながらない部分もあることに気づくようになっていきました。


 こうして私は最初は独学で、そのうちいろいろな人が主催するセミナーに参加しながら瞑想法を身につけていきました。やってみると楽しいし、左右の脳機能を両方とも使うので仕事上もストレス少なく、能率よく進められるようになるなど、非常に実用的であることがわかり、とても満足しました。
 しかし一方で、常に違和感を感じる部分もあったのです。


 それは瞑想会の主催者やそこに集まる参加者の人たちが、しばしば「天使」とか「守護霊」などといった言葉を頻繁に使うため、そうした精神世界系に必ずしもどっぷりはまり込みたくない私としては、ちょっと居心地が悪いのでした。


 瞑想、催眠、その他のイメージワークは共通して、右脳機能や潜在意識の膨大な情報にアクセスすることです。それは人間が生まれながらに「普通に」持っている能力であり、特定の宗教や精神世界用語を使わなくても、誰でも理解し活用できるものです。大人よりも理屈をしらない幼児の方がしばしば直観力が冴えているのを、皆さんも観察されたことがあると思います。

 
 そこで、「潜在意識の能力開発をする一法としての『瞑想法』を、まっとうな常識的な社会人が、怖くなく体験してみる場」を提供したいと思い、このセミナーを企画しました。


では実際の瞑想では、どのような精神状態になるのでしょうか?


 瞑想というと何か特別な、あるいは宗教的なイメージを抱かれやすいですが、日常生活の中で誰でも経験しているものです。
 例えば朝目覚めた直後ぼんやりしている時、電車に乗って窓外の風景を何となく目で追っている時、好きな音楽に聞き入っている時、テレビドラマのストーリーに夢中で見入っている時、お風呂に入ってゆったりしている時・・・こういった時の、「リラックスした半覚醒状態」が、瞑想中にも体験されることであり、いわゆる「脳波がアルファ波になった、リラックスしながらも集中している状態」です。
 こういった意識状態の時には、普段気がつかなかった物事の繋がりに突然気づいたり、直観力が高まっていたりしているのです。


セミナーはどのように進められるのでしょうか?


 体が緊張していると精神状態も緊張するので、軽いストレッチや深呼吸から入り、リラクゼーション用の音楽をかけながら、参加者が自分の内面に目が向けられるよう、浜野が時々誘導の言葉かけをします。
 20-40分程度の瞑想状態中に、各参加者はそれぞれ自由に自分の内面世界でのイメージ上の旅をし、様々な体験をしたり、感じたり、気づいたりします。
 覚醒後、参加者皆で、各自の体験を話し合います。自分の体験したことでよくわからなかった部分は浜野が解説します。また他の参加者の体験を聞くことによっても、様々な気づきがあることでしょう。


 それから、副次的な効用として、自分の夢を自分で分析できるようになってきます。


 瞑想状態では、潜在意識とのつながりが強まりますが、潜在意識はその情報やメッセージを視覚的なイメージやシンボルとして表現します。
 眠っている時に見る夢もやはり潜在意識からのメッセージなので、瞑想中に見たり感じたりした内容を読み取れるようになるにつれ、夢を理解するのも容易になります。
 市販の「夢占い」「夢シンボル辞典」はごく一般的な意味を列挙しているものに過ぎず、自分の夢を読解するには「自分にとってのこの物(シンボル)の意味」を把握しなくてはなりません。
 その意味で、瞑想は「自分だけの夢シンボル辞典」を作っていくことにもなる わけです。


なおこのセミナーは私の行なう他のものとは違い、毎回曜日が変わってきます。
 それは新月の日に行なう からです。
 新月に願い事をするとそれがかなう、と主張する方もいますが、私はそれよりも「大自然の時計としての、月のリズムを意識する」という意味で使います。


 現代社会に生きているとどうしても私たちはカレンダーや時計に縛られ、それに合わせて生きています。しかし月の周期は28日単位で満ち欠けをしており、人工的に作られたグレゴリオ暦(カレンダー)とは無関係に時を刻んでいます。
 そして女性の平均的な月経周期に代表されるように、生命体としての人間は他の動物や植物と同様、この月のリズムに同調しています。


 ともすれば私たちは自然のリズムを無視し、機械的に立てた計画表に基づいて行動しようとしますが、これは心身に無理をかけている状態です。
 もちろん現代社会で生きていくためには必要なことですが、時にはそれとは全く別の自然のリズムがあることを思い出し、それに合わせた講座日に参加してみることにより、ご自分の体内時計を自覚し、本音に気づく良い機会になることでしょう。


時間:19:00-21:00 場所:ストレス緩和ルーム 受講料:5250円


お申し込み方法:まずはメールまたは電話にて浜野までおしらせください。そして受講料を下記口座にお振込みください。ご入金の確認をもって正式な予約とします。


<振込み用口座>


 講座開催直前(1週間を切ってからのもの)のキャンセルについては、以下のキャンセル料が発生します。
予約日の7日前まで … 0%
予約日の6日前から3日前まで … 50%
予約日の2日前から前日まで … 80%
予約日の当日 … 100%

書いた人 浜野ゆり : 2006年02月12日 10:40