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ピーマン入りハンバーグ

2007年01月18日

今日は珍しく、自分でちょっとだけ料理しました。


(クリックすると拡大写真が出ます)


子ども時代、母親がハンバーグを作る際には、タマネギだけでなくピーマンもみじん切りにしてひき肉に混ぜ込んでいました。
これはとかく嫌われがちな緑黄色野菜であるピーマンを少しでも子供に食べさせようとする、母の工夫だったのです。


こうして育った私は、ピーマンの独特の香りがついているものをハンバーグと認識していったため、やがて親元を出て上京した時、外で食べる「ハンバーグ」が、何かもの足りないのを感じ、しかしその理由がしばらくわかりませんでした。
それでもやがてタマネギだけの「標準的な」味にいつしか慣れていきましたが、やはり家で食べるものには久しぶりにピーマン味を感じたくなりました。
それで作ったのが今回のものです。


(ハンバーグ 3個分)

牛ひき肉170g(豚、合い挽きもちろん可、150-200gくらい)
タマネギ2分の1個 
ピーマン(小) 1個 
卵 1個
粉寒天 4g 
塩コショウ、粉末ショウガ少々
しょうゆ


タマネギ、ピーマンはみじん切りにしてからオリーブオイル少々でさっと炒め、軽く塩コショウしておく。
ひき肉にこれと卵、粉寒天を入れ、手でよくこねる。
塩コショウとショウガを入れて味を調え、仕上げにしょうゆ(我が家では広島産の「たまりじょうゆ」を愛用)を少し回しいれる。
フライパンで両面を焼く。


これを食べた相棒のコメントは「ショウガがまだ足りない。あと、ナツメグも入れておくと、和洋両方にアレンジ可能だから重宝するよ」とのことでした。
またつなぎとして、パン粉の代わりに彼はお麩を使います。
今回はこねた段階で予想より柔らかかったので、私はお麩は入れなかったのですが、彼によるとそういう時こそ入れた方がまとまりが良くなるとのこと。
次回から実行しようと思います。


パン粉の代わりに粉寒天やお麩を入れるのはNHKテレビ「ためしてガッテン」の教えです。
特に寒天はカロリーを抑えられるだけでなく、食物繊維の補給になる上、ひき肉料理に入れることで肉汁を中に閉じ込め、ジューシーで旨味が出ます。
お麩も、パン粉よりカロリーが低く小麦グルテン(タンパク質)含有量が多いこと、同じく肉汁を引き込み、弾力が出るので使っています。
特に寒天に関しては「寒天生活」というムックを参考にしました。


なお、つけ合わせはほうれん草のお浸し、他のものは
・味噌汁(カブ、わけぎ。市販の鶏つくね団子も少々入っています)
・玄米ご飯(100g)

味噌汁とお浸しは相棒が作り置いてくれているものです。
ご飯も彼が炊いて、100gずつ分けて冷凍保存したものを解凍しただけ。
私が作ると、相棒の時と比べて品数が少ないですなー。

書いた人 浜野ゆり : 2007年01月18日 06:59