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栗と黒豆の煮物

2007年02月21日

豆料理は先生の好物です。忘れた頃にリクエストが来ます。
とくにお正月には欠かせないのが、この栗と黒豆の煮物です。
 ブリも美味しい時期になりました。出世魚の頂点・寒ブリは脂がのり、もっとも美味しい季節です。
天然物が良いのですが店頭に現れず、最近は諦めて養殖物になることもしばしばです。



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【栗と黒豆の煮物】
①栗と黒豆の煮物:圧力鍋があれば簡単に出来ます。
 栗は市販の剥き栗です。黒豆は一晩、水に漬けておきます。
 黒豆を水ごと圧力鍋にかけ、煮立ったらアクを取ります。このとき昆布も一緒に入れておきます。アクが取れたら、蓋をして約12分煮ます。火を止めてから、そのまま自然に冷まします。
 炊き上がった黒豆と昆布を汁ごと栗と煮ます。調味料は酒・砂糖・しょう油・みりんです。昆布がトロトロになってアクセントをつけてくれます。わが家のお正月には欠かせない料理です。


②ブリ(鰤)の照り焼き:切り身を使います。
 焼き網を使う場合は、タレ(酒・砂糖・しょう油を同量)は別の鍋で煮詰め、ハケで塗りながら焼きます。このとき、焦げ過ぎないように注意して下さい。
 ブリの付け合せは、焼きカブです。皮をむいたカブを焦げ目がつく程度まで網で焼き、ノンオイル・ドレッシングを掛けました。この日は、青ジソ・ドレッシングです。
焼きカブは先生にも評判です。


 あとは、いつもの変わり玉子焼き。今回はゆかりを混ぜで焼きました。隣は菜の花のお浸しです。菜の花を戴くといつも春を感じます。
 この日のご飯は白米、お味噌汁は豆腐とワカメとカブの葉っぱです(焼きカブの残り物です)。箸休めは、なめことジャコと大根卸しを、ユズ風味のノンオイル・ドレッシングとゆず七味で和えたものです。
(蛇崩緑堂)

書いた人 浜野ゆり : 2007年02月21日 06:02