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特にここ数年、多くの「願望実現本」が出版され、それぞれかなり売れているようです。
どの本にも共通することは「願望内容を具体的にし、それを紙に書くなどしていつも目につくようにする」というもので、よりビジュアル面で自分の中に入って来やすいよう、写真なども使うように工夫しているものもあります。

さて願望実現本を多く著しているある人によると、そうした本の読者のうち、実際に願望実現できるのは5％程度とのこと。
その理由は、ほとんどの人はただ読むだけで、そうした本に載っている作業、即ち「自分の願望を具体的にし、リストやイメージ表を作る」ということをしないからだそうです。
理由（言い訳）は「そこまでとことん考えるのがおっくう」「時間がない」というのが主なものでしょう。

さてあなたがこの「実現化への行動を起こした」貴重な5％の人で、願望リストを作ったとします。
リストはその時点の自分の望むものを反映した、非常に有用なものですが、これを毎日毎週見ること、そして自分や環境に変化があった時にはすかさず修正していくことが、とても重要です。

私も願望リストを作り、机の前に貼っていますが、2ヶ月もすると結構修正が必要になってくるのに気づきます。
自分が望んでいたことが叶ったり、開始できたりした場合。
また、新たな出会いや情報、経験により、それまで考えることもできなかった選択肢を知り、そちらの優先順位の方が上がり、以前の願望への気持ちが薄れる場合もあります。

その場合、昔書いたリストでは自分の現在の実情とはずれが生じ、そうするとリストを見ても、作成時のような「わくわく感」がなくなっています。
人を実現に導くのは「楽しそう、心地良さそう」といったポジティブな感情なので、そうしたものを感じないリストは実現力が落ちてきます。
ですから、ぜひ定期的に願望リストを見直し、バージョンアップしていってください。

書いた人 浜野ゆり : 2007年07月20日 22:24