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アボカドアイスクリーム

2008年05月12日

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この1週間ほどは、夏日になるほど暑くなったかと思うと翌日は急に10℃も下がったりと、気温の変化が激しいですね。
電車に乗っていると咳をしている人が結構いますが、皆さんは大丈夫でしょうか?


暑かった先日に、アボカドアイスクリームを作ってみました。
ノンシュガーの生活に慣れてくるとあまり甘味も欲しくなくなるのですが、夏の暑い日などにちょっとこういうヒンヤリしたものがあると嬉しいですよね。
それに栄養療法をしている患者さんのかなりの方は甘味への渇望から脱するのにしばらくかかるので、それがよりスムースに、苦痛少なく進められるよう、血糖値を乱しにくく、かつある程度味覚を満足させてくれるようなものも必要だと思うので、自分でも日々少しずつ作ってみています。


テレビや書籍などでもいくつかアボカドアイスのレシピを紹介していますが、それらはコンデンスミルクや生クリームをコテコテに入れています。
特にコンデンスミルクに含まれる砂糖は、血糖調節障害の大敵。
というわけで、下記のレシピを作りました。
甘味や柔らかさは、シロップとヨーグルトの分量で、お好みに調節してください。


アボカドアイスクリーム


(材料)
アボカド2個
プレーンヨーグルト 200ml
エリスリトールシロップ(商品名パルスイートゼロ) 大さじ8-10杯


(作り方)
(1) アボカドは包丁で縦2つに切り、真ん中の種を取り出してからスプーンで果肉をすくい出す。
(2) このアボカドとプレーンヨーグルト、エリスリトールシロップをミキサーに入れ、滑らかにまるまで混ぜる。
(3) (2)をボウルなどの容器に入れて冷凍庫に入れる。
約15分ごとに取り出して泡だて器でよく混ぜ、再び冷凍庫に戻す。
これを5-6回繰り返すと滑らかなアイスクリームに出来上がります。


アボカドはその2割近くが脂肪分なので、生クリームなどを加えなくてもトロリとしたリッチな食感のアイスクリームが作れます。
またアボカドの脂肪は主にオレイン酸で、動物性脂肪に比べて血中コレステロールへの悪影響が少ないとされています。
もちろんカロリーオーバーには気をつけなくてはなりませんが、たまにはこうした手作りのものでアイスクリームを食べる楽しさを味わっても良いですね。


出来上がったアイスはクリーミーで淡い緑色なのですが、メロンでも抹茶でもなくしっかりアボカドのフレーバーがするところがちょっと面白い感じで、なかなか美味しかったです。


今回はヨーグルトを使用しているのでかすかな酸味が混じり、さわやかな風味なのですが、より濃厚なものを食べたい方は生クリームと牛乳を使っても良いですし、よりあっさりした風味にしたい場合には豆腐や豆乳を使用すると良いでしょう。
また好みで、ローストアーモンドを砕いたものをトッピングしても良いと思います。
フレッシュミントの葉を飾ったり、ラム酒を香りづけに入れたレシピも見かけました。

書いた人 浜野ゆり : 2008年05月12日 06:54